総社中央小学校で、語り部おじさんこと、立石憲利さんの民話を聞く会が開かれました。
総社中央小学校の1年生67人を前に民話を語ったのは、現在、「岡山県語りのネットワーク」会長を務める立石憲利さん71歳です。立石さんは、岡山県内を中心に日本各地で昔話や伝承などの聞き取り調査・研究を続ける傍ら、30年前から民話の語り手として活躍しています。今では、県内外で年間、50回から80回におよぶ語りの会を開くほか、語り手を養成するための活動にも取り組んでいます。今回の民話を聞く会は、総社中央小の創立30周年と立石さん自身が民話の語りを始めて30年になることを記念して開かれ、児童だけでなく、保護者も招待されました。立石さんは、キツネやオオカミなどの動物が登場する昔話をはじめ、寺の和尚さんと小僧さんとのとんちくらべや笑い話などを話して聞かせ、楽しい民話の世界へといざなっていました。




