倉敷市大島在住の陶芸家岡島光則さんの作品に花を活けて展示した作品展「ハナ色ウツワ」が倉敷市阿知のギャラリーしをりで行われています。
作品展は岡島さんの制作活動の成果を紹介する場として開かれました。入り口に飾られた器には新緑の美しいモミジが飾られ訪れる人を迎え入れます。会場には陶芸家・岡島光則さんが今回のために制作した新作やこれまで作りためた作品など花器を中心におよそ100点が並びました。岡島さんの作風は「今を大切にすること」です。今回展示された作品の多くは展示会場が決まってから光の雰囲気や部屋の奥行などを岡島さん自身の目で確認し、感じたものを形にしたものです。花器には華道・草月流の先生たちによって季節の花が活けられ、空間全体を演出しています。このほか、和菓子作家とのイベントで使った器も並べられています。岡島さんは「今、この場所で自分に何が表現できるかを常に考えているので会場全体の空気感として展示を楽しんでもらいたい」としています。倉敷市大島の陶芸家岡島光則さんの器に季節の花をいけた「ハナ色ウツワ」は、倉敷市阿知のギャラリーしをりで15日(日)まで開かれています。




