児島警察署管内の防犯連合会の総会が開かれました。
総会には、関係団体や各自治会の防犯担当者などおよそ40人が出席しました。児島防犯連合会会長の岡室勝児島支所長が「住民の安全安心への思いは以前より高くなっている。関係機関などと連携し、犯罪の起きにくい社会づくりを目指しましょう」と挨拶しました。また、児島警察署の濱邊良雄署長は「地域に根付いた防犯活動を展開し、防犯意識の強化や環境整備に取り組んでほしい」と協力を呼びかけました。児島署管内の刑法犯認知件数は、去年1年間で541件と前の年に比べ145件減少しました。しかし、高齢者や子ども、女性を狙った犯罪は後を絶たず、さらに、岡山県内の少年非行率は、2年連続で全国ワースト1位になるなど、地域の安全対策が求められています。総会では、今年度の事業計画などが話し合われ、少年を守る母の会など関係団体との防犯パトロールや高齢者の被害防止へ広報活動を推進していくことを決めました。なお、総会の前には長年の活動に功績のあった琴浦東小学校区安全パトロール隊の近藤茂子さんなど6人へ表彰状と記念品が贈られました。




