玉野公共職業安定所は、玉野市内の企業を対象に新規学校卒業者の求人についての研修会を実施しました。
玉野産業振興ビルの会議室で行われた研修会には、玉野市内の企業の採用担当などおよそ50人が出席しました。研修会は玉野公共職業安定所の主催で毎年この時期に開いており、公正な採用や求人手続きの再確認などが目的です。今回の研修会では岡山商科大学非常勤講師で人権教育が専門の佐々木三郎さんを講師に「雇用と人権~広げよう、人権尊重の意識」と題して講演が行われました。佐々木さんは「正規社員の10万円と非正規社員の5万円支給、どう思いますか?」とクイズ形式にして参加者へ問いかけ、「同じ仕事をしていても、正規か非正規かによって差がつくようでは不平等感がでる。ぜひ、皆さんの企業ではおやめいただきたい」と呼びかけました。なお、中学と高校の来年度新規卒業者を対象とした求人の受け付けは6月20日から始まります。




