総社警察署管内の金融機関防犯協力会の総会が開かれ、特殊詐欺などへの未然防止に取り組んでいくことなどを申し合わせました。
総社警察署管内金融機関防犯協力会総会には、総社市内にある金融機関から22人が出席しました。総社警察署管内金融機関防犯協力会の神崎良幸会長は「まもなく夏のボーナスシーズンを迎える。警察と連携し、金融機関を狙った強盗やオレオレ詐欺などの撲滅へ一丸となって取り組んでいきたい」と挨拶。総社警察署の三村 仁志署長は「金融機関は事件の水際にあり、被害の未然防止策を図ることが重要。日頃から万全を期してほしい」と呼びかけました。岡山県内の刑法犯認知件数は、11年連続で減少し、去年は、昭和51年以来37年ぶりに2万件を切りました。しかし、非行率は、全国で2年連続ワースト1位となるなど、厳しい状況も続いています。特に特殊詐欺被害は、去年、被害金額が過去最悪となっており、警察では、6月1日から10日間を金融機関防犯指導強化旬間とすることを決め、金融機関との連携強化を図ることにしています。また、総会の前には、警察を騙ったオレオレ詐欺被害を未然に食い止めたとして、吉備信用金庫本店に表彰状が贈られました。




