高梁川の出水期を前に、国土交通省岡山河川事務所と倉敷市が合同で、浸水災害などで活用するポンプ車の操作訓練を行いました。
訓練に参加したのは、岡山河川事務所の職員とポンプ車を操作する委託業者、それに倉敷市内の消防署員あわせて50人です。岡山河川事務所と倉敷市のポンプ車2台を使って、それぞれの団体が訓練に挑みました。訓練は、ポンプ車の設置・排水作業を円滑に行い、技術研鑽を目指すため、去年からこの時期に合同で実施しています。ポンプ車は毎分30tの排水能力があり、約8時間の連続運転が可能だそうです。岡山河川事務所では、平成24年7月の大雨で、総社市日羽(ひわ)の国道180号沿いでポンプ車による排水作業を行っています。また、倉敷市もポンプ車を平成24年度に購入して、昨年度は浸水の被害で4回出動していて、いざという時の救援作業に貢献しています。




