今年度1回目の玉野市民病院改善協議会で、病床数をこれまでより49床減らすことなどを盛り込んだ再編整備案が示されました。
会議には、医療関係者や地域住民の代表など10人の委員が出席しました。事務局から示された病棟の再編整備案によると、病床数を199床から49床減らし、許可病床数は150床とします。さらに21床を休床として、小児科を3階から4階に移転する計画です。病棟の再編整備は、常勤の産科医師が、今年いっぱいで退職することに伴い、病院の経営改善の一環で提示されたものです。新たな産科医師が見つかれば、この計画を見送る方針ですが、医師の確保は、県内の公立病院を見ても厳しい状況となっています。このほか、平成24年度から5年間で実施している経営改善計画の進捗状況などが説明されました。このうち、救急医療体制については、小児科医師が今年1月から1人減って、時間外診療や救急外来の時間が変更され、厳しい運営状況であることが報告されました




