倉敷市内で製造されたい草製品の魅力を紹介する「倉敷いぐさ祭り」が、倉敷アイビースクエアにあるアイビー学館で開かれています。
倉敷市内のメーカー5社が手掛けた500点を超える製品が並ぶ会場は、い草の香りに包まれています。展示即売されている商品は「倉敷いぐさ」のランチョンマットをはじめ、汗の吸収力が高いと言われている寝ござ、岡山産の最高級い草を使った座布団など、各メーカーの技術力が存分に発揮されています。こちらの花ござは、1枚7万5000円。泥染めと樹脂加工をしていない熊本産のい草を、倉敷の工場で丁寧に織ったものです。このほか、縁の部分に倉敷帆布を使ったコラボレーション製品や、うちわ、名刺入れ、ペンケースといった変わり種の商品も登場。い草製品を身近に感じてもらおうと、メーカーの商品開発も意欲的です。い草の魅力を再認識し、地元メーカーの技術力を感じることができる「倉敷いぐさ祭り」は、6月15日まで開催されています。




