総社市は、災害時の緊急輸送に関する協定を市内や近隣に事業所のあるタクシーやバス会社と結びました。
調印式には、総社市の片岡聡一市長と総社両備タクシーや中鉄バスなど7社の関係者が出席し、協定書に署名・捺印しました。7社は、いずれも市の新生活交通システム「雪舟くん」の運行に協力しています。協定では、地震や大規模災害が発生したときに、市から要請を受けて、市の職員を災害現場に輸送したり被災者を避難所へ送るなどします。片岡市長は、「被災地を訪れて各市の市長と話したときに輸送手段の確保に苦労した話を聞いた。この協定は、多くの市民の命を守るために大事」と話しました。また、バス・タクシー会社を代表して総社両備タクシーの松田久社長が「災害時は、団結して市民のために業務にあたりたい」と挨拶しました。総社市が、防災に関する協定を結んだのは、今回を含めて59団体となります。




