瀬戸内海国立公園指定80周年記念イベントとして倉敷市児島通生(かよう)の通仙園の周辺を歩いて地域の魅力を再発見するウォーキングが行われました。
「歩いて魅力を再発見!国立公園ウォーキング」の第一弾として行われた通仙園コースは、倉敷市児島の通生自治会が主催する歩け歩け運動との共催イベントとして実施され約150人が参加しました。午前10時に旧通生幼稚園を出発した一行は、十三体の石仏が祀られている湯谷山(ゆやさん)を目指して歩きました。湯谷山は、平安時代に将軍坂上田村麻呂が訪れた際「湧き出る冷水が湯に変わった」という伝説が名前の由来になっているところで真言宗のお寺般若院の奥の院として信仰を集めています。湯谷山から般若院を訪ねた一行は、国道430号の地下道を渡って本荘八幡宮へ向かいました。水島灘を望む名勝地本荘八幡宮では、本殿後ろにひっそりと残る国の重文明神鳥居を見学しました。本荘八幡宮からは、一挙にツツジの名所として知られる通仙園を目指して歩き通仙園の西の岬宮の鼻まで登りました。約2時間のウォーキングで汗を流した参加は、瀬戸内の多島美を楽しんでいました。なお、国立公園ウォーキングは、10月5日鷲羽山、10月19日龍王山、11月9日王子が岳、11月16日由加山の4つのコースで実施される予定です。
【インタビュー】通生自治会体育部長・岸本務さん




