去年岡山県内の自転車盗難発生件数がワースト1だった倉敷駅周辺で9日、倉敷警察署と防犯ボランティア団体が合同で、鍵かけなどを呼びかける啓発活動を行いました。
啓発活動を行ったのは、倉敷警察署の署員と地域安全推進員、それに阿知交番連絡協議会のメンバーの合計16人です。最も盗難が多かった倉敷駅西の市営駐輪場に向かい、自転車利用者に対して二重ロックの徹底や交通マナーを守るよう広報チラシを配布して呼び掛けました。また、鍵のかかっていない自転車に対しては、注意を促すビラを貼り付けていきました。平成25年に岡山県内で発生した自転車の盗難件数は5026件で、場所別では、JR倉敷駅周辺が116件と県内で最も多くなっています。また、自転車窃盗のうち6割が鍵のかかっていない状態だったため、二重の鍵かけが最も有効な防御策だそうです。倉敷警察署では、今後も地域と連携してパトロールを実施するほか、防犯カメラの増設なども検討し、被害拡大の抑止に努めていきます。




