春の高校野球岡山大会は4月29日、準々決勝4試合が行われベスト4が決まりました。
倉敷マスカットスタジアムでの第一試合では倉敷商業と岡山南が対戦。最初にチャンスをつかんだのは岡山南でした。3回表、センター前ヒットで出塁した9番・松尾を1番・鶴嶌が送りバント2番・金光がファーストゴロでそれぞれ進塁させ、2アウト3塁とします。続く3番・阿部はきっちりとライト前に運び岡山南が1点を先制します。その後は、倉敷商業、岡山南のピッチャーがコーナーを丁寧に投げ分け打者に的を絞らせず試合は最終回まで進みます。9回表、1点を追いかける倉商がようやく反撃に出ます。ヒットとフォアボールなどで1アウト満塁。7番瀬良がライト前ヒットで2人のランナーを返し土壇場で逆転に成功します。倉商は、さらに1点を加え3対1として迎えた9回裏、岡山南の攻撃。倉商もこの試合3番手投手としてエースナンバーを付けた福田をマウンドに送りますがこの回先頭の岡山南4番・馬場5番・実藤に連続ヒットを浴びピンチを背負います。しかし、福田は後続を討ち取りゲームセット。倉敷商業が3対1で岡山南を下し、ベスト4進出を決めました。




