倉敷市内にある幼稚園・保育園の保護者で組織する幼児交通安全クラブ連絡協議会が、今年度の総会を開きました。
出席したのは、市内61の幼稚園・保育園で交通安全教育を担う「ももたろうクラブ」の代表者120人です。最初に、平成25年度に会長を務めた同心幼稚園の後藤香さんが「車も多く一人ひとりが気を付けないといけない時代です。保護者が協力して活動していきましょう」とあいさつしました。続いて、水島警察署の東幸治交通課長が、6歳未満の幼児の交通事故状況を説明しました。平成25年は、死亡事故はありませんでしたが、県内で226人、倉敷市内で68人が事故でけがを負っています。今年は4月末までに市内で21人が事故に遭っていて、そのうち歩行中の事故が6人、保護者の車に乗っていての事故が15人でした。そのうえで、子どもに対する安全確認を徹底するほか、子どもの成長に合った幼児用シートの使用を呼びかけました。連絡協議会では、各園のももたろうクラブで行っている交通安全教室の指導研修会を開催するなどして、事故の撲滅を目指しています。総会では、前年度と今年度の事業内容を確認したほか、新しい役員を選びました。




