女流将棋の公式タイトル「大山名人杯倉敷藤花戦」3番勝負の第二局が倉敷市芸文館で行われ、里見香奈倉敷藤花が2連勝で、初のタイトル防衛に成功しました。
第17期大山名人杯倉敷藤花戦は、里見香奈倉敷藤花と、今回がタイトル戦初挑戦となる中村真梨花女流二段の戦いとなりました。里見倉敷藤花が第一局を先勝して初防衛に王手をかけて迎えた第二局は、序盤を相三間飛車で攻め合い、中盤は互角の戦いとなりました。しかし、後手・里見倉敷藤花の84手「3六銀」がきっかけとなって里見倉敷藤花が優勢となり、128手で島根県の現役高校生の里見倉敷藤花が初のタイトル防衛に成功しました。今回の倉敷藤花戦は、若手女流棋士同士の対戦で注目を集め、公開対局の行われた倉敷市芸文館には、多くの将棋ファンが駆けつけ熱戦を見守りました。




