倉敷を中心とした写真愛好家たちで作る「ぐるうぷ どんがめ」の写真展が倉敷市立美術館で今日から始まりました。
倉敷市の写真家、故中村昭夫さんを指導者に47年前に結成されたのが「ぐるうぷどんがめ」です。現在はおよそ15人が活動しています。今回の写真展には13人が組み写真を1作品ずつ出品しています。1作品6枚から7枚、多いものだと11枚で構成されています。テーマは各自が興味、関心のあるもので、代表の高田昭雄さんは最近通って撮影したという、香川県直島町の「女文楽」をテーマとした作品を展示しています。香川県の無形民俗文化財に指定されており、女性だけで人形を操る様子や次世代につなごうと指導する姿もあります。
また、吉和辰雄さんの作品「道しるべ」は倉敷や児島の道路わきにたたずむ道しるべを集めたものです。作られた当時と道が変わり、埋もれているものやヒビが入っているものなど道しるべが過ごしてきた時間を感じさせられます。
41回目となる「ぐるうぷ どんがめ写真展」は27日(日)まで倉敷市立美術館で開かれています。




