倉敷市児島通生の般若院で20日、稚児行列が行われ、華やかな稚児衣装をまとった子どもたちが、お寺の周辺を歩きました。
般若院の檀家を中心に0歳から小学6年生までの子どもたち128人が、参加しました。化粧をして華やかな稚児衣装に身を包んだ子どもたちの愛らしい姿に檀家の人たちも目を細めます。子どもたちは保護者や檀家の人たちが見守る中、通生奥公会堂から般若院までの数百メートルの距離を歩きました。稚児行列は弘法大師をお祀りする正御影供の伝統行事の一環です。倉敷市児島の十ヵ寺でつくる南結衆では、この伝統行事をお寺が輪番で行っています。参加した子どもたちは、ゆっくりとおよそ30分をかけて般若院に到着しました。




