玉野市鉾立地区で恒例の三世代交流会が開かれました。
鉾立小学校の太鼓クラブによる勇壮な和太鼓演奏で、イベントの幕を下ろしました。この催しは、地区内にある4つの老人クラブが10年ほど前から開いている恒例行事で、234人が参加しました。今年は、倉敷美観地区のももたろうからくり博物館の館長でちくわ笛奏者の住宅正人さんを招き、音楽を楽しみました。住宅さんは、ユニークなちくわ笛や民謡を通して郷土文化の伝承に力を入れています。会場では、子どもからお年寄りまで幅広い年代に馴染みのある曲が披露されました。現在、およそ600世帯が暮らす鉾立地区は過疎化や高齢化が進んでいて、三世代で楽しめるこの催しは地域の輪を広げる貴重な機会となっています。




