開校から57年を迎えた玉野市立玉野商業高校で一風変わった記念行事が行われました。
玉野商業高校が開校した時に鳴らした「創業の鐘」を生徒会長の森岡恭平くんが3回鳴らし、記念式が始まりました。田中雅子校長はこれまでの玉野商業高校の歴史を振り返りながら、記念行事を楽しんでほしい、と呼びかけました。記念式の後は54回目となる開校記念の伝統行事「スキヤキパーティー」です。すき焼き用の牛肉のみ学校が用意し、野菜や調味料などは生徒たちが持ち寄ります。
今年用意された牛肉は全校生徒461人と教職員39人のあわせて500人分、70kgです。3年生はこれまでの経験を活かして食材も工夫しています。すきやきの具材としてあまり見かけないウインナーやチーズ、中華めん、さらにはさきいかまであります。分量も食べ盛りな高校生ということもあり、山盛りのうどんで鍋がいっぱいになるグループもありました。一方、初めて行事に参加する1年生は勝手がわからないこともあり、長ネギを切り忘れて手でちぎったり、土鍋で調理したりといろんな調理法が見られました。
玉野商業高校では開校当時、ごちそうだったすきやきを囲んで生徒たちに親睦を深めてもらおうと始めたこの行事を毎年行っています。




