紅葉の見ごろを迎えている総社市の古刹・宝福寺では、あす(21日)から秋の方丈特別公開が行われ、普段目にすることのできない貴重な書や掛け軸が展示されます。
あすからの方丈公開を前に水墨画や書、掛け軸など貴重な寺宝・13点の展示準備が終わりました。中でも「井山十境」と呼ばれる宝福寺周辺の美しい景色を書いた「書」は今回初めて公開されます。江戸中期の明室清徳和尚が書いたもので白蓮池や三重塔など宝福寺の境内を代表する名所が力強く書かれています。また、画聖・雪舟が描いた達磨大師像をはじめ釈迦三尊像の掛け軸、天龍道人みよる黒葡萄の六曲一双屏風など貴重な品々が展示されています。宝福寺の秋の方丈特別公開はあすから23日までの3日間、午前9時から午後5時まで行われています。境内の紅葉は今がちょうど見ごろを迎えており美しい秋の雰囲気を満喫できます。




