倉敷琴浦高等支援学校の生徒たちが製作した「お守り」を販売して学校をサポートしていこうというプロジェクトが、4月から児島地区で始まり、家政コースの授業で「お守り」作りが行われました。
倉敷市児島田の口の県立倉敷琴浦高等支援学校では、知的障がいなどのハンディーキャップがある生徒が、就労による社会自立ができるよう専門教科による職業教育が行われています。ミシンやアイロンなどを使って縫製技術を学ぶ家政コースの授業として、「お守り」作りに取り組むことになりました。お守りを製作するための生地や紐などの材料は、児島地区の地場産業、ジーンズ、学生服、畳縁などの企業から提供を受けたものです。2年生の授業では、下準備から仕上げまでの製作過程を分業して、ミシンを掛けたりアイロンをあてたりと黙々と作業を行いました。生徒たちが製作した「お守り」は、一個500円で児島地区の協力店などで販売し、売上からミシンなどを購入して支援学校へ寄付することになっています。
【インタビュー】お守りプロジェクト代表・大橋敦さん




