倉敷市立福田中学校で19日生徒の学力向上を図る研究発表会が行われ、市内の中学校教諭らが授業を見学しました。
福田中学校は、昨年度と今年度の2年間にわたり、倉敷市教育委員会から「学力向上」の研究指定を受けていています。この日は、2年間の研究成果の発表会が開かれ、市内の中学校教諭らおよそ60人が国語と数学の授業を見学しました。このうち国語の授業が行われた2年1組の教室では、小説「走れメロス」の中から気になった言葉を見つけ、その言葉の使われ方や意味を調べ発表する授業が行われました。
福田中学校では「基礎学力の定着と発展を図る指導の工夫」をテーマに、語彙力や表現力などの「読解力」の育成に取り組んでいます。生徒たちはグループごとに意見を出し合い、どうやって他の生徒に伝えていくかなど発表の仕方を工夫しました。なかには発表の際に、笑いを取り入れるなどして、分かりやすく深く印象付けたグループもあり、生徒たちは、他のグループの発表を参考にしながら、表現の仕方を学んでいました。




