子どもたちが辞書を使ってさまざまな知識を学ぶ「辞書引き学習法」の講習会が12日、総社市総合福祉センターで開かれました。
辞書引き学習法の講習会には、3歳から小学生までの親子100組が参加しました。講師を務めたのは、中部大学准教授の深谷圭助さん。辞書引き学習法は深谷さんが開発したもので、辞書で調べた単語を付箋に書いて、そのページに貼っていきます。深谷さんは、例題を出しながら辞書を引くことの楽しさを伝えたうえで、「身の回りで疑問に思った言葉だけでなく、当たり前に使っている言葉を確認することで辞書を引く習慣が定着する」と話しました。この講習会は、辞書引きを親しむことで生涯学習での普及を目指そうと、総社市エリアの市民と書店でつくる「辞書を楽しむ会」が主催し、去年に続いて2回目です。




