岡山県南の障がいのある子どもたちやその保護者にとって待望の支援学校が倉敷市に開校しました。
井原鉄道吉備真備駅南の倉敷市真備町箭田に開校したのが岡山県立倉敷まきび支援学校です。知的障がいと肢体不自由の2部門に小学部・中学部・高等部の3学部が設置され、定員260人という県内最大規模の支援学校です。
県立支援学校として15校目になります。体育館では開校式と始業式・入学式が行われ、新たに入学した小・中・高等部の1年生107人と、倉敷市立倉敷支援学校などから転校してきた児童・生徒118人が出席しました。開校式ではタケノコの山をデザインした校章や校歌も披露され、学校のスタートを祝いました。
小学部1年2組では6人の児童が担任の先生から教科書をもらったり説明を聞きました。
建設費およそ35億円をかけて整備された倉敷まきび支援学校が開校したことにより、これまで倉敷支援学校まで通っていた高梁市や総社市の児童生徒たちにとっては通学時間が短縮され、負担が軽減されることになりました。
14日(月)から給食も始まり、子どもたちは新しい学校で新しい生活をスタートさせます。




