KCTコミちゃん（倉敷ケーブルテレビ）

玉野市政版の事業仕分けの結果がまとまりました。市民でつくる行政評価の委員会が玉野市の事務事業の評価を行い、きょう、市長に結果を報告しました。

市民評価委員会の亀田稇委員長から玉野市の黒田市長へ行政評価の報告書が、手渡されました。報告書には、福祉や教育など委員会が重点的に検証した玉野市の３１施策、４３の事務事業の評価が記されています。このうち、玉野市民病院の診療事業や放課後児童クラブの管理運営事業など７項目で『拡大・重点化』の評価を、勤労青少年ホームの管理運営事業など２項目で『縮小』の評価を報告しました。市民による行政評価の取り組みは、市民目線で行政の施策を評価してもらおうと、去年から実施されています。公募で集まった市民８人が、玉野市の６００あまりの事務事業の中から、市民生活に密着したものなど４３の事務事業を選び、８月から９回に渡って検証を重ねてきました。検証結果は、『拡大・重点化』、『維持』、『廃止』など５段階で報告されました。報告の際に市民委員からは、『事務事業の対応のスピードを早くしてほしい』、『今回の報告書の内容を含め、事務事業の内部評価の詳細について、情報公開してほしい』と言った要望も出されました。玉野市では、今回の報告書の結果を検証して、改善できるものについては、早急に採り入れていくことにしています。