ひとつのテーマに絞ってお伝えする月間シリーズ4月のテーマは「新」新たな取り組みや新しく始まることなどを取り上げます。2回目は、定年退職後のセカンドライフを新天地で過ごす男性をご紹介します。
セカンドライフの新天地を倉敷市真備町に求めたのは、広島大学名誉教授の水田英実(ひでみ)さんです。昭和21年神奈川県横須賀市生まれの水田さんは、今年68歳。京都大学文学部で西洋哲学史を専攻。昭和51年から福井大学の助教授となり、平成元年、広島大学へ転勤。文学部の教授として中世の西洋哲学史の研究を続け平成22年3月、定年退職しました。そして、ちょうど一年前東広島市から倉敷市真備町へ転居しました。自然豊かな真備町に引っ越してきて、散歩をするうちに西洋哲学史を探求する水田さんならではの発見がありました。(ラテン語で刻まれた吉備真備公の顕彰碑が真備町にあった。)中世の西洋哲学史の研究を続けてきた水田さんの書斎は数千冊の書籍でいっぱいです。倉敷市真備町にセカンドライフの新天地を求めた水田英実さん自然豊かでよそから来た者も親切に温かく受け入れてくれた真備町で自分のための時間を自由に使えることが何よりもありがたいと思っています。
【インタビュー】広島大学名誉教授・水田英実さん




