今年の倉敷藤花戦の見所を大山名人記念館北村實館長補佐に聞きました。
第17期大山名人杯倉敷藤花戦は、去年初のタイトルを獲得した里見香奈倉敷藤花と初のタイトル挑戦権を得た中村真梨花女流二段との顔合わせとなりました。3番勝負のうち11月11日東京で行われた第一局では、先手の里見倉敷藤花が141手で先勝しています。どちらも振り飛車党で、出雲のイナズマの異名を持つ高校3年生の里見香奈倉敷藤花に、マリカ攻めと呼ばれる積極的な将棋をさす中村真梨花女流二段22歳がいかに挑戦するかに注目があつまるところです。倉敷市に会場を移して行われる第二局は、中村女流二段の先手盤となります。相振り飛車が予想されますが、2連勝で里見倉敷藤花がタイトルを守るか、1勝1敗でタイに持ち込み第3局で逆転をねらうか、フレシュッな対局の行方が楽しみです。KCTでは、22日の昼12時45分から倉敷藤花戦第二局の公開対局の模様を中継します。




