倉敷市は、今月26日に開会の11月定例市議会に提案する補正予算案の概要を発表しました。
倉敷市の11月補正予算案は、一般会計で19億8,000万円余りの増額となっています。依然、厳しい経済・雇用情勢に対応するための経費を計上していて、国の緊急雇用創出事業交付金を活用した事業では、6事業で102人を採用します。主には、景気後退に伴い会社を解雇された人を対象とする臨時職員の雇用やイノシシなどの鳥獣被害防止を図るための委託雇用です。また、新型インフルエンザの予防接種に関して、生活保護受給世帯や市民税非課税世帯などへ全額負担するほか、来年度予定していた中学校の耐震補強工事を前倒しで実施します。さらに、6月補正で計上された子育て応援特別手当については、国において執行が停止されたため5億3,000万円の減額補正となっています。11月補正予算案は、今月26日に開会する定例市議会に上程され審議されます。




