倉敷市真備町の石鎚山安楽院で、30日、建立してから250年経ったことを記念した春の大祭が行われました。
石鎚山安楽院は、山伏の祈願寺として江戸時代前期以降に建立され、以来地域の人たちの信仰を集めてきました。春の大祭の柴燈護摩は建立以来続く伝統行事で今年は建立250年を記念して行われました。秋田泰嶺住職など3人の山伏が、およそ200人の信者を前に護摩木を護摩壇に投げ入れ、無病息災や五穀豊穣などを願いました。さらに今年は去年の年末、安楽院の大掃除の際、明治時代中頃の寄付者の銘板が偶然見つかったことから、感謝を込めて先祖の供養も行いました。石鎚山安楽院の春の大祭や銘板が発見された話題などは、5月放送の地域密着番組「ぢもわだ倉敷」で詳しくお伝えします。




