総社市消防署昭和出張所の移転新築工事が終わり竣工式が行われました。
片岡聡一市長や関摂夫消防長などがテープカットをして完成を祝いました。新しい昭和出張所は、旧出張所の東に４００メートルほどの場所にあります。鉄骨２階建で、１階には、事務室と食堂があります。事務室のモニターは、総社市消防本部と連動していて、本部に入電があったときには、昭和地区の地図が表示され入電場所をいち早く知ることができます。２階は、仮眠室とこれまでなかった研修室が整備されています。研修室では、消防団の訓練などを行う予定です。また、設けられたベランダでははしごを使った訓練も可能になっていてこれまで通り通常５、６人体制で業務にあたります。移転新築工事は、旧出張所の老朽化や地元の人たちからの声もあり平成２５年９月から総事業費およそ３億６，６００万円をかけて行われました。
【インタビュー】総社市 関摂夫消防長
竣工式には地元関係者なども出席し、維新幼稚園の幼年消防隊は踊りを披露して完成を祝いました。また、旧出張所は、県と協議した後に取り壊される予定で総社市では、その後に公民館や支所の機能も合わせ持った施設を建設する計画です。
