総社市秦にある前方後円墳秦大ぐろ古墳で、三次元での計測ができる機械を使って古墳の形状調査が行われました。
調査が行われたのは、総社市秦の西部にある秦大ぐろ古墳です。全長56.2メートルほどの前方後円墳で総社市教育委員会が調査を進めています。形状調査は、岡山大学大学院社会科学研究科の新納泉教授や専門業者の人たちが行いました。三次元計測器を使って古墳の大きさと形、色などを計測していきました。近年、古墳調査などで主流となっている調査方法でこれまでの手で測る方法よりも短時間で細かく正確に数値を出すことができます。今回の調査は、新納教授が、以前、歴史的遺跡が多くある秦地区を訪れたときに教育委員会と話し合い行うことにしました。調査には、市の関係者や地元の歴史遺産を守る活動をしている秦地区の協議会も集まり調査の様子を見学しました。




