KCTコミちゃん（倉敷ケーブルテレビ）

去年１２月、タイで開かれたマーチングの国際大会に出場した倉敷翠松高校吹奏楽部が１５日（土）、早島町の「ゆるびの舎」で出場報告の演奏会を開きました。

倉敷翠松高校 吹奏楽部はマーチングを始めて４年目、部員数は２２人とバンドとしては少人数ですが、「目指すは心のグランプリ」を合言葉に日々、技術を磨いています。去年の２月、マーチング＆バトンステージの全国大会で審査員から推薦を受けて日本代表として１２月にタイで開かれた国際大会に出場しました。大会にはタイやマレーシアなど５カ国が参加し、５０人を超える大人数のバンドばかりの中、倉敷翠松高校は２２人で力を合わせ、迫力ある演奏を披露しました。今年度は一人の生徒が複数の楽器の演奏に携わる「マルチセクション」も新たに取り入れ、少人数ながら重厚感のある音を生み出しています。結果、コンサート部門で準優勝、パレード部門で５位という成績を収めました。今回の演奏会は国際大会出場の報告と、初めての定期演奏会として行われました。ステージではマーチング曲をはじめＪ‐ＰＯＰやジャズなど１８曲を演奏して会場を盛り上げました。今年の吹奏楽部はチームワークが良く、苦しいことも笑顔で乗り切れたそうです。この日は既に卒業式を終えた３年生も参加し、保護者や友達など部活動を支えてくれた人たちへ感謝の気持ちを込めて演奏しました。倉敷翠松高校は、今年も国際大会への出場を目標に頑張っていきたいということです。