倉敷美観地区の「ギャラリーK」で倉敷市真備町の彫刻家金盛秀禎さんの個展が開かれています。
真庭郡新庄村出身の金盛秀禎さんは、今年75歳。中学、高校、大学などで教鞭を執る傍ら、彫刻家として創作を続け、現在も、倉敷市真備町の自宅アトリエで作品づくりに励んでいます。今回の個展では、道草しながら遊ぶ自由で変化に富んだ表情をもつ子どもの群像をモチーフした素焼き「テラコッタ」を中心にブロンズや木彫など新作70点を出品しています。また、今回、「ギャラリーしおり」を会場に、金盛さんの総社南高校時代の教え子による立体作家のグループ展を同時開催しています。「若手が切磋琢磨し合える発表の場を作りたい」という金盛さんの発案により、県内外で創作活動を続けている30代から40代の18人が出品しています。作品は、テラコッタをはじめ、石、ガラス、金属、紙、石膏などさまざまな素材を用いた立体で、それぞれの個性に富んだ多彩なものとなっています。金盛秀禎さんの彫刻展また、金盛さんの教え子によるグループ彫刻展は、16日まで開かれます。




