橋げたなどに亀裂が見つかった玉野市のみやま公園の東にある池にかかる国道30号・伊達橋の補修について話しあう初の検討委員会が岡山市の国道交通事務所で開かれました。
伊達橋は昭和42年に完成した前長110mの赤いアーチ橋です。橋を管理する岡山国道事務所が5年ごとに行っている定期点検で去年12月、橋げたなどに亀裂が入っているのが見つかりました。さらに今年2月に入ってから詳細な調査を進め、亀裂は全部で56ヵ所確認されています。現在は負荷軽減のため片側交互通行にし、大型車には迂回を促すなど対応しています。補修委員会は大学教授や国土交通省の担当者などで構成され、今後の補修内容や亀裂の入った原因、対策などについて話し合いました。委員会では見つかった亀裂には崩落などへつながる危険性がないことや、現在、負荷軽減のため実施している片側交互通行などの対応策について報告がありました。岡山国道事務所では今後は実験車を走らせて橋への負荷を調べるほか、近く、亀裂の進行を止めるストップホール作業を実施していくことにしています。




