倉敷市内で、地域の子育てを支えている団体や委員による情報交換の場「子育てカフェ」が、11日倉敷地区で開かれました。
倉敷市民会館で開かれた倉敷地区の「子育てカフェ」には、地域子育て支援拠点や児童館、親子クラブ、子育てサロンなどで地域の健やかな育ちや子育てを支えているグループのメンバーのほか大学や行政の職員など56人が参加しました。参加者は、4人一組で一つのテーブルを囲み、会話の中から、アイディアや知恵を見つけ出していくコミュニケーションシステム「ワールドカフェ」の手法を用いて、地域ぐるみの子育て支援について話し合いました。その中で、多く聞かれたのは、「サポートする側の役割を明確にし、支援を受ける当事者と確かに繋がり合える仕組み作りが必要」「専門性が問われる支援者の教育の仕組みも必要」「広域ではなく、より身近な地域での『子育てカフェ』を開催し、みんなが手をつないでいける横の連携が大事」ということでした。倉敷市では、平成27年度からの子ども・子育て支援新制度施行に向けて取り組んでいる子育て支援に係る新たな計画づくりに「子育てカフェ」で出された意見や要望を反映させていくことにしています。




