倉敷市真備町で竹林再生・タケノコ消費拡大事業に取り組んだ真備町の筍生産組合が、3年間実施してきた成果を発表しました。
成果発表会には、真備町筍生産組合のメンバーなど15人が出席しました。組合では、備中県民局、倉敷市と連携して、荒れた竹林の整備に3年間取り組んできました。この中で力を入れたのが、「穂先タケノコ」の普及です。シーズン終了後に収穫されなかった膝丈から2mほどのタケノコを伐採し、先端の柔らかい部分を水煮にしたものです。タケノコの枝が出る前に伐採することで根元から腐るため、竹林保全にも有効とされています。発表会では、穂先タケノコを使った料理の試食があり、鶏のミンチを挟んだ揚げ物や、タケノコキンピラ、鯛めしなど5品が振る舞われました。シャキシャキした食感を生かした穂先タケノコ料理のレシピは、真備町若竹生活交流グループと岡山県立大学が開発し、料理教室なども行って普及に努めてきました。なお、組合では、3年間の取り組みと料理レシピをまとめた冊子を1000部作成し、地元を中心に配布する予定です




