倉敷雛めぐりに合わせて倉敷市東町の又長(またちょう)商店の店舗内には、大正時代末の御殿雛が飾られ雛祭の情緒を伝えています。
倉敷市の本町通りから続く東町の入口にある又長商店でも、現在、開催中の倉敷雛めぐりに合わせて、店舗内に雛人形を展示し、訪れた人の目を楽しませています。飾られた雛人形は、大正末期の御殿雛で、昭和10年生まれの井木和子さんが嫁入り道具の一つとして持ってきたものだそうです。人絹の珍しい毛氈に加え、白酒やちらし寿司、粕汁といった雛祭に欠かせない料理も展示され、昔ながらの桃の節句の情緒も伝えています。又長商店の御殿雛も倉敷雛めぐりの最終日3月9日まで展示されています。




