倉敷市の琴浦中保育園の子どもたちは、きょう(16日)キジハタの稚魚の放流を体験しました。
キジハタの放流は、倉敷市児島下の町十八番港内にある養殖魚の中間育成施設で行われました。体験したのは、琴浦中保育園の3歳から5歳児までの25人です。キジハタの稚魚は、今年9月11日に岡山県栽培漁業センターから配布された9千匹の稚魚で、2ヵ月間飼育されて8センチほどに成長しました。園児たちは、児島漁業組合の職員からキジハタの稚魚を小さなバケツに移してもらい、ひとり10匹ずつ特設の放流台を使って海へ流していきました。キジハタは、瀬戸内では、アコウと呼ばれる高級魚で4年から5年で体長50センチほどの成魚になるそうです。キジハタの稚魚の放流体験は、子どもたちに漁業への関心を持ってもらおうと行っているのです。なお、今回は、およそ7千匹の稚魚を放流しました。




