児島市民創作ミュージカル「ヤオヨロズ」の公演まであと1カ月を切りました。3月の本番に向けキャストやスタッフは、練習や準備に追われています。
古事記や日本書紀に登場する神話を題材に「万物の共生」をテーマにした児島市民創作ミュージカル「ヤオヨロズ」は、倉敷市の舞台育成事業として3月に公演が行われます。脚本は、児島在住の江戸川乱歩賞受賞作家石井敏弘さんのオリジナルで、音楽も、児島在住の音楽家亀井由喜子さんが作曲を担当。演出は、味野中学校演劇部顧問の松尾綾子教諭が受け持っています。キャストやスタッフは、児島地区を中心に倉敷市民や劇団員など幼児から70歳まで総勢80人。芝居はもちろん歌や振付、小道具、大道具、衣装に至るまですべて手作りです。また、創作ミュージカルだけに出演者たちは、演技だけでなく歌や踊りの稽古に力を入れています。特に、「マダム」と呼ばれている年配の女性たちは、若いパワーに負けまいとダンスの練習に余念がありません。児島市民創作ミュージカル「ヤオヨロズ」は、児島文化センターで3月22日と23日の2回公演で行われます。主役のスサノオは、ダブルキャストで高校生の男女二人が演じます。公演まであとひと月足らずどんな神話の世界を見せてくれるのか本番の舞台が楽しみです。なお、チケットなどのお問い合わせは、児島市民創作ミュージカルヤオヨロズ制作委員会へお願いします。090-7502-2015(片沼)




