一般住宅を対象に
玉野市消防本部はきょう16日、防火診断を実施し、火の取り扱いなどの防火指導を行いました。
消防署員22人が訪問したのは、玉野市田井や築港などのおよそ350世帯です。消防署員はチェックリストを元に灯油やガスは正しく保管されているか、火災時の避難経路をきちんと把握しているかなど、家の人から話しを聞きながら一つ一つ点検していきました。点検した家庭では消火器が置かれていない家が多くありました。置いてあっても古くて実際には使用できないものもあり、消防署員は「家庭での消火器設置は義務づけられてはいないが、初期消火には役立つので設置するのが望ましいです」と説明していました。また、家の周りに新聞紙などの燃えやすい物を置いている家も少なくなく、放火などの危険性もあるので、できれば置かないようにとアドバイスしていました。きょうの防火診断の結果、消火器や火災報知機を置いていない家庭が多い点を除いておおむね火の取り扱いや防火意識は良好だったそうです。明日17日も玉野市内の一般住宅およそ350世帯で防火診断が行われる予定です。




