街並みを雛人形で彩る『倉敷雛めぐり』が倉敷市内各地で開かれています。開催地のひとつでもある児島地区でも地元ならではの雛人形が登場し、来場者の目を楽しませています。
オープニングセレモニーでは、味野幼稚園の園児たちや地元商工関係者などがテープカットを行い、児島地区の雛めぐりの開幕を祝いました。児島市民交流センターには、今年で5回目となる『DENIM Oh! 雛』が開かれ、個人や団体から応募のあったデニム製の雛人形、25点が並びました。その他、畳縁でできた人形も置かれ、児島の特色が現れた雛人形を楽しむことができます。一方、外では、手作りのお雛衣装をまとった味野幼稚園の園児たちに加えデニムの十二単を着た花嫁が登場。一行は、児島市民交流センターから野崎家別邸『迨暇堂』までの道のりを歩いてパレード。華やかな花嫁行列に、目を細める沿道の人の姿が見られました。迨暇堂では、毎年恒例の「お雛同窓会」が開かれ、百畳敷の大広間には、近隣の家庭から持ち寄られた御殿雛や段飾りなど、30組の雛飾りが大集合しました。豪華絢爛な様に、来場者も見応え十分のようでした。児島の雛めぐりは、3月9日(日)まで開かれ、期間中、地域住民による芸能発表やお茶会など、様々な催しが開かれます。




