倉敷市で開催中の「雛めぐり」にあわせて児島田の口の石井いく子さんのお宅でも雛人形を飾り、家庭での「雛めぐり」を楽しんでいるそうです。
石井いく子さんのお宅に飾られているのは、いく子さん自身の雛人形とお嫁にいった二人の娘さんのお雛様合わせて3基の七段飾りです。63年前となるいく子さんのお雛様は、昭和30年代半ばまで西日本地域で流行した内裏雛が御殿の中に置かれている御殿飾り雛です。昭和50年と昭和53年生まれの二人の娘さんのお雛様もいく子さんの母親から初節句の祝いに贈られたものです。二人の娘さんも嫁ぎ、石井さんのお宅には、女の子はいないそうですが、毎年「倉敷雛めぐり」が開催されるころには、雛人形を飾って3月3日の桃の節句を楽しんでいるそうです。3基の七段飾りが並びひときわ華やかな雰囲気に包まれた石井さんのお宅のお雛様。倉敷雛めぐりの一つに加えてみてはいかがでしょうか。




