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修験道総本山五流尊瀧院でお日待大祭

23日の早朝、倉敷市林の修験道総本山五流尊瀧院で春の訪れを告げるお日待大祭が行われました。

五流尊瀧院は、奈良時代に紀州・熊野権現から勧請した寺院で、役行者が開いた修験道の総本山です。毎年、旧暦の正月23日の夜に行われる「お日待大祭」は、1300年あまりの歴史をもつ修験道最大の行事です。1314回目を数える今年も、23日の早朝5時から五流尊瀧院の護摩堂前で採燈大護摩供が営まれした。全国から集まった約40人の山伏は、五流尊瀧院住職で修験道総本山宮家(みやけ) 堯(ぎょう)仁(にん)管長を導師に護摩壇に点火したあと、錫杖を振り鳴らしながら観音経や般若心経を唱えていきました。高さ2メートルの護摩壇から立ち上る煙が赤々とした炎に変わると燃えさかる護摩壇に「家内安全」「無病息災」などの願いが込められた護摩木約2000枚が投げ入れられました。読経とともに太鼓や錫杖、ほら貝の音が響く中、護摩壇を取り囲んだ約200人の信者たちは、手を合わせ燃えさかる炎に祈りを込めていました。お日待大祭では、日の出まで採燈大護摩供が営まれ護摩壇の火で新しいお守りやお札などを清めたほか、古くなったお札や塔婆なども供養されました。
【インタビュー】修験道総本山・宮家堯仁管長

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  • 放送日:2014/02/24(月)
  • 担当者:中塚美佐子
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