玉野市内の身近な山を巡るウォーキングツアーが、15日開かれ、市民が、十禅寺山とその周辺の史跡などを巡りました。
このウォーキングツアーは、風光明媚な玉野市の魅力を再認識してもらおうと、玉野市観光協会が去年から開いています。王子が岳、築港の高辺山に続いて、３回目の企画です。今回は、紅葉や瀬戸内の景色を楽しめる標高２３６.５ｍ、田井にある十禅寺山とその周辺の史跡などがコースです。参加したのは市民１７人で、市内の観光ボランティアガイドや玉野ミネルバ山の会のメンバーの案内で、田井みなと公園から２㎞ほど離れた十禅寺山を目指しました。道中では、かつて塩田が広がっていたことを今に伝える塩釜神社 や樹齢７００年の楠の木のある田井八幡宮など地元の人たちが大切にしている場所に立ち寄りました。十禅寺山の山道に入ると、急な傾斜が続きます。参加者は、赤く色づいたモミジ や草木の間から時折見える瀬戸内の風景を楽しみながら、ゆっくりと頂上を目指しました。登山口からおよそ５０分で山頂に到着しました。この後、山頂近くの神社 や山麓にある染織工房なども巡り、知っているようで知らない身近な地域の魅力を再発見していました。
このウォーキングツアーの模様は今週１８日のＫＣＴワイドで詳しくお伝えします。
