疲れた人が多いと疲れた人が多いといわれる現代社会。みなさん癒されたいなぁと感じることはありませんか。今回は倉敷市で行われた、心と体両方にセラピー効果をもたらす取り組みをご紹介します。
まずは心の癒し。倉敷リハビリテーション病院のロビーでは懐かしい歌声が響きました。コンサートを開いたのは音楽で人々の心を癒そうと県内の病院を回っているボランティアグループ「メルテム会」です。メルテムとはトルコ語で「地中海の温かい風」という意味です。今回は男女2人の演歌歌手がオリジナル曲やおなじみの曲を披露しました。その歌声はすばらしく病院のロビーとは思えないほど盛り上がりました。コンサートはとても好評で次回の公演を楽しみに待っている人も少なくないそうです。歌や音楽には心に響く特別な癒し効果があるのかもしれませんね。
一方こちらは、体への癒しです。倉敷市の水島緑地福田公園には、市内の障害のある子どもと保護者などが集まりました。子どもたちが気持ちよさそうにのっているのは、なんと!!サラブレットとポニーの背中です。この取り組みはアニマルセラピーの一環で市が初めて試みました。普段、馬と触れ合う機会のない子どもたちにとってはどうだったのでしょうか。癒しのパワーを持つ動物と触れ合うことで子どもたちの笑顔もキラキラしてきました。敷地内では馬のエサやり体験もでき、子どもたちは動物から伝わる温もりを感じながら、普段とは違う時間を過ごしていました。人の心を癒す音楽と動物。お医者さんや薬にはない人を元気にする効果があるのかもしれません。




