総社市のヒイゴ池湿地の保全活動を続けている総社北小学校の6年生児童がアルミ缶を回収して得たお金などを北の吉備路保全協会に寄付しました。
贈呈式には総社北小学校の6年生51人が参加しました。児童を代表して須山 友結さんが北の吉備路保全協会の萱原 潤さんへ寄付金およそ7万8千円を手渡しました。総社北小学校では毎年6年生が、アルミ缶回収や校内で育てた野菜を販売して北の吉備路保全協会へ寄付金を贈っています。寄付は今年で11年目となり、今回を合わせておよそ70万円を贈っています。北の吉備路保全協会でこれまでの寄付金の一部を使って去年の6月から行ってきたヒイゴ池湿地の調査報告書を初めてまとめました。報告書によると2013年にヒイゴ池湿地内で確認できた昆虫は804種類、この内、絶滅危惧種は「ナニワトンボ」など15種類でした。また、植物についても絶滅危惧種「サギソウ」など6種を含む282種が確認されていて、20年前の自然環境がほぼ保たれていることが報告されています。寄付のお礼に、総社北小学校には調査報告書100部が贈られました。なお、今回贈られた寄付金はヒイゴ池湿地に設置している案内看板の一部とパンフレットのリニューアルに役立てられます。




