岡山県南の文学功労者を表彰する聖良寛文学賞を倉敷市在住の作詞家室山多香史さんが受賞しました。
聖良寛文学賞を今回受賞したのは倉敷市文化連盟の現在の会長で作詞家の室山多香史さんと児童文学作家で詩人の川越文子さんの2人です。室山さんは倉敷市役所の地方公務員として勤務する傍ら昭和を代表する歌謡曲の作詞を50作品以上行ったほか倉敷市芸文館の設立や倉敷音楽祭開催に尽力したことなどが評価されました。また、川越さんは児童文学作品の創作と小学校教育の読書運動に貢献したことが評価されました。二人へは聖良寛文学賞の会の仁保哲明会長などから表彰状と記念品、花束が贈られました。良寛文学賞は歌人の木俣修さんと弟子の中川仲蔵さんが岡山県南の文学功労者を表彰し地方文化の発展に寄与しようと昭和56年10月に設立し室山さんと川越さんを含め今回までに53人が受賞しています。




