今月20日に行われる総社市三須地区の吉備路八十八ヵ所巡りを前に、12日、案内役を務めるボランティアが霊場周辺を清掃しました。
吉備路八十八ヵ所霊場は、江戸時代に整備された四国八十八ヵ所のミニ霊場です。総社市三須地区の作山古墳の裾野に沿うように霊場が設置されていてその距離は5キロになります。今では、数人の地元住民が参拝しているだけで、吉備路八十八ヵ所霊場の存在すら知られていませんでした。そこで、去年の10月、NPО法人「吉備野工房ちみち」が企画した体験プログラム『みちくさ小道』で八十八ヵ所巡りを復活させ、その魅力を再発見しました。先人たちの信仰心と吉備路の自然に触れながら歩く霊場巡りは、好評で、今年の秋の『みちくさ小道』でも行われます。案内役を務める吉備路ボランティア観光ガイドの横田清巳さんはじめ、ボランティアスタッフ5人は、20日の八十八カ所巡りを前に、霊場周辺の下草刈りや落ち葉などを取り除く清掃活動を行いました。なお、吉備路八十八ヵ所巡りは、今月20日に加え、26日(木)も午前9時から行われます。詳しくは、吉備野工房ちみちへお問い合わせください。




