今年度の倉敷市文化章受章者倉敷市中帯江の洋画家福島隆壽(たかとし)さんの受章を祝う会が、2日、倉敷アイビースクエアで開かれました。
福島隆壽さんは、昭和6年津山市に生まれました。東京芸術大学卒業後は、洋画家として昭和31年に日展で初入選して以来、2度に渡る日展での特選や日展審査員を務めるなど日本の芸術文化の発展に貢献しています。また、高校教諭や大学教授を歴任し、後進の育成にも尽力しています。福島さんの60年におよぶ功労に対し、去年11月3日に倉敷市文化章が贈られました。受章を祝う会では、天神窯の岡本篤さんなど13人の発起人をはじめ、県内の芸術関係者約160人が出席して福島さんの受章を喜びその功労をたたえました。昭和23年に制定された倉敷市文化章は、これまでに倉敷天文台の本田實さんをはじめ文化、学術、教育などの分野で功労のあった69人が受章しています。




