県立倉敷天城高校で、理数科の生徒が取り組んできた課題研究の成果発表会が行われました。
倉敷天城高校では、文部科学省からスーパーサイエンスハイスクールの指定を受けていて、理数科のすべての生徒がテーマを決めて課題研究に取り組んでいます。成果発表会では、2年生の生徒40人が9つのグループに分かれ、物理・化学・生物・数学の各分野で研究結果を披露しました。昆布に含まれる旨味成分について研究したグループは、最もグルタミン酸が抽出されるだし汁の温度と昆布を浸す時間を客観的に分析しました。このほか、リョクトウモヤシに重りを乗せた時の成長を分析した研究など、さまざまなテーマで発表したほか、会場に設置されたパネルでも詳しく紹介しました。スーパーサイエンスハイスクールは、国際的に活躍できる科学者を育成するため、県内7つの高校が指定されています。倉敷天城高校では、併設する中学校でも課題研究に取り組んでいて、今回の発表会ではその一部が紹介されました。




