倉敷市の特別支援学級と特別支援学校の児童生徒が手掛けた作品を一堂に集めた「倉敷っ子なかよし作品展」が、倉敷市立美術館ではじまりました。
初日は開会式があり、100人以上の児童生徒が出席して行われました。最初に、井上正義教育長が「作品をしっかり見て、楽しんでください」とあいさつ。児童生徒の代表がくす玉を割って、開幕を祝いました。今回は、84校1467人の児童生徒が、過去最高となる3217点の作品を持ち寄り、美術館の3つの会場を使って展示しています。いずれも学校の授業で取り組んだもので、絵画をはじめ彫刻、陶器、工芸品、習字など、子どもたちの独創性が光ります。葦高小学校は、さつまいもの栽培に挑戦した様子をまとめていて、出来たつるをクリスマスリースに仕立てています。下津井中学校は、水族館を作りました。紙粘土やゼリーのカップなどを使って、タコをはじめとしたさまざまな生き物を表現しました。中島小学校は「いたらいいな こんな生き物」と題して、子どもたちが生み出した生き物を紙粘土で作り上げました。このほか、倉敷市内や学区の街を模型にした作品や、子どもたちも楽しめるゲームなど、表現力豊かな作品ばかりです。「倉敷っ子なかよし作品展」は、2月2日まで開かれています。




